木村カエラのデビュー5周年を記念した「GO!5!KAELAND」に行ってきました。
昨日、7月11日。横浜赤レンガ倉庫の特設会場。
会場は2万人のオーディエンス。All Standing.。
カエラちゃんのライブに行ったのはまさにデビューした時。だから5年ぶり。
久しぶりに観たカエラちゃんは、
歌もますます上手になって、
パフォーマーとして随分成長したなあと感動。
個人的には「Saku Saku」でのMC時代から知っているから、
感慨深いものがあります。
前回行ったのは、渋谷AXXで行ったデビューライブ(の2日目)。
会場にいた誰もがそうだったように、
僕はカエラちゃんがホントのところ、
どんなシンガーなのか、
CDを聴くだけじゃ分からずにいて、
生ライブパフォーマンスの思った以上にロックなカエラのパフォーマンスに、
「すごい!」と感じたのがあのデビューライブだったのです。
それから5年。
記念のライブを横浜で開催したのは、
ゼッタイにカエラちゃんの気持ちです。
「SakuSaku」でデビューのきっかけを掴んで、
いつも暖かく迎えてくれる横浜で、
記念のイベントをしたかったのでしょう。
会場のすぐ西隣は横浜の海、
視線を向けると山下公園に大桟橋、
東隣はみなとみらいの高層ビル、観覧車。
横浜港に入港するクルーズ船、
大桟橋の屋上の芝生で寄添うカップルの遠景が横浜っぽい。
雰囲気、最高の会場でした!
夕暮れの港にカエラの歌声が響きます。
とにかく歌いまくる。
記念ライブなのにゲストなし、特別な趣向もなし、
歌への熱情が高い、テンションの高いライブでした。
休憩はほぼなし、声は枯れず、最後までエモーショナル。
途中で自分の曲のメドレーまで入れて、
とにかく曲数にこだわってました。
曲のいくつかは明らかにライブの方がかっこいい。
これって本格派のロックシンガーですよね。
そういう意味で「Yellow」「You」は感動しました。
ライブ中盤、
「Butterfly」での涙の理由は分かりません。
想像するに本人の思い入れのある曲なのでしょう。
その気持ちに加えて、
デビュー以来の想いが歌唱中にこみ上げてきたのじゃないかと思いました。
アンコールでクルマの上で「リルラリルハ」を歌いながら会場外周を移動。
そのとき会場のファンがカエラに殺到。
場内のムードは最高潮。
その様子はカリスマ的。
真近で観たカエラちゃんに圧倒的な迫力を感じました。
ライブパフォーマーとして、24歳くらいは体力的にピークなんでしょう。
いいコンディション。
小柄な身体でステージを駆け回り、ファンをあおる。
隣の女子中学生はスクリーンにアップが映るたびに、
「まじ、やばい!かわいい!」と繰り返し叫んでいます。
ファンも若い。。。
ちなみに会場に詰めかけたファンですが、
男の子は大学生から20〜30代の社会人風。
女の子は10代。
カップルも多く、多様なファンにびっくり。
アンコールが終了して、最後にカエラちゃんが独りでステージに立ち、
マイクなしで「みんなありがとう!」と叫んだ声は、
遠くの遠くのファンまでに届いていました。
木村カエラの子のライブにかける想いがが分かったように思います。
久しぶりに良いコンサートを観ました。