2014年1月5日日曜日

最近の読書から

正月の読書。
2冊読みました。
そのうちの1冊。
ジェフリーディーバー「シャドウ・ストーカー」


人気カントリー歌手のヒット曲の詞をなぞるように連続殺人が発生、
主人公のキャサリン・ダンスが解決するというストーリー。
ちなみにキャサリンダンスを主人公にしたシリーズの3作目。

歌詞に従って殺人が起こり、
それを主人公が解決するストーリー。
日本に同じストーリーの有名な推理小説がありますね。
そう、横溝正史「悪魔の手毬唄」。
リンカーンライムシリーズの第一作「ボーンコレクター」も似たストーリーでした。
殺人は、歌詞ではなく1900年代に出版された書籍に従って発生します。

アメリカの推理小説独特な重厚なストーリーと緻密な構成。
完結かつ丁寧な文体は相変わらずのディーバー。
カリフォルニアの風土を感じました。